手洗舎の地下水【御霊水】
井戸水について次のような社伝がありました。
江戸時代の明和七年(1770年)の秋は京の市中が旱魃(かんばつ)に見舞われました。
当時の神主(第三十八代)出雲路定直が夢のお告げにより境内の一か所を掘らせたところ、清らかな水が沸き出でて涸(か)れることなく、万人に汲ませることができ、「感応(かんのう)水」と名付けられたとのことです。
今はこの井戸の痕跡は全くありませんが、手水舎の井戸を復活致しました。
同じ水脈の井戸水を今は【御霊水】と呼び大事にしています。
お参りの方から美味しい御水との評判が口コミで広がりまして、近所の方のみならず遠方からわざわざ戴きに来られる方がおられます。
京都御所(御苑)の地下水で定期的に検査を致しておりますが、夏場は念の為に煮沸してから飲用していただく事をお勧めします。
しかしながらあくまでもお参りをする際に心身を清めるための御水ですので、以下の事をお守り下さいますようご協力をお願い致します。
開門午前6時 閉門午後7時30分
(参拝時間外の水汲みは防犯上のこともあり受け付けておりません)
今後も御霊水を守っていくためには皆様の感謝の心が何より大切です。
維持管理にご協力お願い致します。
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