境内

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本殿
【京都市指定有形文化財】
現社殿は天明8年(1788)の大火で旧社殿が焼失したのち、仮皇居の内侍所仮殿を寛政3年(1791)に移建したものであります。
本殿の前には切妻造の弊殿が取りつき、その前には唐破風造の拝所がつき、更に幣殿から南北に入母屋造の廊がのびております。
屋根をそれぞれ交錯させて一連の内部空間を作る特異な社殿構成は、市内の御霊社に特有のものであり、なかでも当社の社殿は造営年代が古く貴重であります。
これらは昭和58年に京都市指定有形文化財に指定されております。
拝殿
【京都市指定有形文化財】
御旅中に神輿が奉安され、例祭で舞楽が奉奏される建物です。
寛政十年(一七九八)造築されました。
末社

一  ◆神明社 祭神 天照大御神、豊受大神
二  ◆八幡社 祭神 八幡大神
三  ◆春日社 祭神 春日大神

三社とは
伊勢、八幡、春日を祀る<三社託宣>社で、三社託宣は中世から本来家庭用に掛け軸などで頒布されたのですが、社として祀られているのは大変珍しいです。

四  ◆猿田彦社 祭神 猿田彦大神

相殿

相殿 垂加社   祭神 山崎闇斎
江戸時代初期の儒学者で神道家でもあり、幕末の尊王思想に
影響を与えた【山崎闇斎先生】の御神霊が、合祀されています。

相殿 柿本歌聖  祭神 柿本人麻呂

五  ◆稲荷社   祭神 稲荷大神

六  ◆天満宮社  祭神 北野大神

七  ◆宗像社   祭神 田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命

八  ◆大国主命事代主命社 祭神 大国主命、事代主命

九~十三
   ◆五社相殿社 祭神 日吉大神、愛宕大神、大将軍八神、高知穂神、斎部神


その他

十四 ◆神輿庫

天明の大火(一七八八)で社殿等全て消失した際に類焼を免れた土蔵です。
当時こちらに納められていた神輿も無事で、現在もお祭りで奉安・巡幸されております。

十六 ◆手洗舎

 御霊
京都御所(御苑)の地下水を汲み上げ復活させた井戸水です。
美味しい御水との評判が広がり、遠方からも戴きに来られる方がおられます。


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