還幸祭

還幸祭についてのお知らせと予定

令和6年度還幸祭は
5月19日(日)

宵宮は5月18日(土)です

神幸列は午前10時に神社を出立致します。午前9時45分より鳥居前にてお祓い 祝詞奏上の後、御来賓のご挨拶など神事と式典を執り行いますので是非ご参拝下さい。
神輿列は午前11時に出立致します。

神幸祭・還幸18日19日は祭礼のため、御朱印は紙に書いたものをお渡しする事しか対応できませんのでご理解下さい。

令和6年度 神幸祭・還幸祭巡幸路(クリックでPDFダウンロード)

  

下御霊つうしん35号(クリックでPDFダウンロード)

   

還幸祭写真コンクール

昨年度はご応募いただきありがとうございました。
今年度も募集予定です。

 

下御霊神社還幸祭の詳細

一年に一度御祭神の御分霊が鳳輦や神輿にお乗りになって氏子区域を巡幸され、それを氏子さんがお迎えしお送りすることによって災いを祓い清め、地域に安泰をもたらす祭礼です。
古来より盛衰を繰り返しながら継承され、中世には祭儀の盛大な様子が記されております。維新前までは仙洞御所及大宮御所の御門前に神輿を奉安し、御門内より御拝覧あって白銀御奉納あらせられ、神主奉幣の儀を行う事が恒例でありました。

戦後間もなくして担ぎ手不足などにより行列だけの巡幸となりましたが、神輿巡幸を復活させようと氏子有志の努力により平成7年には若宮神輿が氏子区域を巡幸するに至りました。祭礼日も社会情勢に合わせて5月の第3か第4の日曜日に致しまして、地元の方々のご協力を得て斎行しております。
神社の境内と門前の寺町通の東側(丸太町~二条)には両日とも露店が80軒ほど並び、今も昔と変わらず多くの人で賑わいます。

 

【主な祭器

鳳 輦
大正12年に当時の社司(第43代宮司)出雲路通次郎が当社御祭神の活躍された平安朝の有職に即して設計監督し、神坂雪佳などの京都の名工たちに嘱して新造したものです。

 

猿田彦神輿
明和7年(1770年)後桜町天皇などの御寄付による神輿で神幸列の先導役です。延宝4年(1667年)明正天皇の御寄付になる猿田彦神面を納めております。

 

剣 鉾
悪霊を鎮める為の祭具で神幸列の先頭辺りを行きます。江戸時代に歴代天皇から御寄附された8本を氏子内の鉾町が維持してこられ、現在では午前は主に扇鉾、菊鉾、葵鉾が、午後は枝菊鉾が巡行します。

 

大宮神輿
宝永6年(1709年)に東山天皇の御寄付による神輿を本体として修復を重ねた京都金工の粋を集めた名作です。台輪(土台)が五尺六寸(170センチ)という全国でも最大級の神輿です。令和元年の神幸祭にて、数十年ぶりに巡幸致しました。

 

若宮神輿
宝永大火以降に加茂川より東の狭い道の多い地域用に作られた神輿で、寛保3年(1743年)に改造して全区域を廻るようになりました。台輪(土台)四尺七寸(142センチ)でこれだけでも堂々とした金銅装方形神輿の体裁を整えています。

 

鳳輦列巡幸

鳳輦
威儀組

 

神輿列巡幸

若宮神輿



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